
奈良県生駒郡斑鳩町「法隆寺」。ここに飛鳥時代に推古天皇がご自身の宮殿において拝んでいたとされる国宝指定の「玉虫厨子」があります。
飛鳥文明の集大成といわれる「玉虫厨子」が1300年の時をへて、様々な分野で活躍する、伝統工芸の優れた技術を持つ、平成の職人たちの手によって現代に蘇りました。
飛鳥文化の「粋」を、この平成の世に具現化する作業は困難を極めました。古来より「玉虫厨子」の装飾は謎が多く、正しい古文書や正確な図面は残ってはおらず、絵柄のほとんどが消えかけていました。
そのなかでも、もっとも重要な装飾の絵図の再現と玉虫部分の制作にあたったのは、稲忠漆芸堂・蒔絵工房長、伝統工芸士の立野敏昭と、蒔絵工房の職人たちです。
稲忠工場:蒔絵工房のご案内
平成職人衆と飛鳥の職人衆が時空を超えて「対話」しながら、およそ5年に及ぶ歳月をかけて「玉虫厨子」は現代に蘇りました。





輪島塗1点物の世界 =当工房で制作した1点物の輪島塗をご紹介しています。
●稲忠漆芸堂 蒔絵工房での制作シーン